俺の人生マンガ
俺には莫大な借金がある。
それは全く知らぬ間に、ある思想団体のマネーロンダリング事件に巻き込まれ、巧みな策略で銀行から借金を背負わされてしまったのだ。
そして裁判でも負けた。
最後の審判で裁判長が言った。「あなたの気持ちはよくわかります。ただ今の日本の法律では、あなたの期待に応えられない結果になるかもしれません。」
そしてその通りになった。
一円の金も借りてないし、一円の金も手にしてないのに、借金だけを背負わされたのだ。
この事件は、記事を書いた当の新聞記者と連絡を取って、独自に調査した。それを嗅ぎつけたあるテレビ局が取材にきた。
ところが、テレビ局はこの事件が宗教絡みで、相手が思想団体だとわかると、すぐ手を引いた。
俺が何故こんな話を書くかというと、マスコミは今のアニメ界のタブーは書かない。美辞麗句ばかりで問題提起すらしない。
儲かりゃいいのか? 本当に日本のアニメを愛しているのか?
このホームページも、賛否両論あるだろうが、俺が経験した事実だけを書いている。
ギリギリのタブーは守ってるつもりだ。
腹も座ってる。だから俺はいつも開き直って生きている。
アニメ界は変わらなくちゃいけない。制作もアニメーターも含めて変な体質を改めなけりゃ先がない。
百歩譲って、低賃金は仕方ない。せめて「優しさ」だけは取り戻して欲しい。
借金?
もちろん一円も払ってない。
銀行側に後ろめたい闇があるから、一度も請求すらして来ない。
来たとしても払わない。と言うより払える額じゃない。
何も暗い話じゃない。嫌な事も少しは楽しむのが俺の流儀。
裁判に負けたおかげで危険は去った。それにこんな経験なかなか出来るもんじゃない。
それもタダでだ。金は払ってないからタダだ。
ハラハラ、ゾクゾク、得体のわからない相手との緊張感。半分は楽しかった。本当はもっと凄まじい体験もあるが、止めとこう。
たまには俺だって真面目になる。
俺の人生まるでマンガやアニメの世界。面白いだろ?