消費税長者

                                                                                                           2019/06/16





最近は新聞誌上で、脱税で摘発されるアニメ会社の記事が多い。俺の居た「赤村プロ」も例外じゃない。
消費税は従業員に一切支払われる事は無かったし、経費は社長の私用でかなりの金額が使われていた。また弟の悪羅氏によって、ホステス通いの多額の酒代が交際費として使われていた。
それと悪質なのは、社長の使ってない部屋2つが「会議室」として月額60万円の家賃として、社長に支払われていた。

会社が受け取った「消費税」だけでも、俺の単純計算で言えば、赤村プロには毎月70万円は消費税が入っていたはずだ。年間では800万円は超える。
最近脱税で摘発されたアニメ会社の額よりは大きいはずだ。

そういった事情だから、いつ「赤村プロ」が「摘発」されるのかを楽しみにしているのだか、まだ新聞記事で見かけた事はない。
よほど脱税の手口が上手いのか、それとも赤村プロの反社会的な数々の「もっとデカいヤマ」を追っているだろうか。闇と実情を少しは知ってる身としては、まだまだ期待はしている。

脱税や金の問題だけならまだいい。この会社の犯罪と闇はもっと根深いところにある。
トップページの「あの事件の真実」や「ガンダム騒動のその後」等の「史実」を読めば、どれだけヤバい会社かは誰でもわかる。
もし今後の調査で、何も進展が無かったら、それは「日本の法の敗北」だ。
悪い奴ほどよく眠るの言葉通り、悪どいやり方は手慣れたものなのだろう。

あの会社には時々外国人も入って来る。
いろんな意味で騙されない為にも、外国語が出来る人がいたら、トップページの話だけでも、どなたか海外に発信をお願いしたい。
日本のアニメ界の一部には、まだまだ恐ろしい闇がある。よお~く調べてまともな会社に入るようにと。

最近は皇族を巻き込んだ結婚報道に辟易してる。この問題は残念ながら、もはや手遅れ。今後小室さんが結婚しようがしまいが、ミミッチイ話として、日本の歴史に刻まれただけだ。
今後も皇族に縁談が持ち上がる度に、昔はこんな騒動がありましたと紹介されるだけだ。
歴史のミミッチイ汚点として、未来にまで受け継がれるのだ。日本人として情けないし恥ずかしい…

北野武が退位された前天皇のお祝いのスピーチに笑ってしまった。
「頂いた金平糖は、家の家宝として大事にして、友人に一粒800円で売っております。」と軽いギャグ。
こういったギャグでも入れないと、権威に屈したとかいろいろ言われるのだろう。
その金平糖も宮内庁御用達の金平糖なのだろうが、金平糖はもともと外国のお菓子だし、天皇家の贈答品としては少々疑問もある。いったい誰が決めてるのだろう。

そういえば、俺の母親は勲何等だか頂いた時、フィルターに菊の御紋が入った「マイルドセブン」を頂いてきた。
禁煙が叫ばれる今だったら、いろいろ文句言う人が出るだろう…
その煙草を母親から一本貰って吸ってみたが、煙草の葉っぱや巻紙などは、厳選された物だったのだろうか?…
葉っぱの中に乾燥した虫が居たらマズいとか、菊の御紋の印刷がカスレてるとか…
いや、ひょっとしたら、検査人も末端の社員じゃダメだ。役員クラスの人間が手袋はめて、紋付き袴の姿で正座して作業してるのかも。
御毒味役として、JTの社長自らが何本か抽出して、吸ってからお届けする。
煙草の箱はよく見なかったが、まさか「喫煙は健康に害します。」なんて印刷されてなかっただろうな?…
天皇家の御紋の入った煙草である。国民に害を与える物を推奨するわけがない。 きっとその箱には「禁煙は健康です。」と印刷されてたに違いない。 そうだったら、ヘビースモーカーの俺にとっては、有り難い御言葉。 そんなわけないよな…

でもそう思うほど、天皇家報道は加熱してる。まるで「誉め殺し」のような過剰な扱い。
これじゃ北朝鮮とあまり変わらない。ファッションが素晴らしいとか、以前には小和田家で飼っている犬まで、「お犬様」と言ったレポーターがいたが、それに近いような誉め殺し…
そして天皇家の継承者の問題ですら、天皇家に一切自由が無い。発言の自由も無い…
失礼にも継承者問題で他人がゴタゴタ騒いでる。天皇家に真の自由があるならば、天皇家で決めてもらえばいいこと。天皇制を有り難いと崇めつつ、やってる事は個人の自由さえ無い「幽閉」にさえ思えてくる。

もし一般庶民の後継者が、学者や政治家に決められたら、親としてどう思うだろ?…
そんな国民は権威が大好きなのだ。改元を利用したセールや商売などの金儲け…それを有り難たがって群がる庶民…
そして庶民の間でも権威を付けたがる…

元々は庶民の「インスタント食品」だった寿司屋やラーメン屋でさえ、伝統とか歴史を振りかざして大威張りする。
ある時テレビで、ラーメン屋の店主が、女性リポーターに対して、「この麺は何麺か、わかるか?」と質問して、リポーターが答えられないでいると、「もっと勉強してくれ。」と高飛車にぬかしてた。勉強しなけりゃ食えない物なら、もはや庶民の食い物じゃない。

昔ビートたけしが言っていた。「食い物を評論する奴は豚と一緒だ。食い物の味なんて、そもそも育った環境で違うし、その日の体調や気分で変わる。それがわからない奴は豚と一緒だ。」と。
ごもっとも。
テレビを付ければ、そんな格付けの「食い物」のうんちく番組だらけ… そして県民ランクなんて、あまりにも馬鹿馬鹿しい番組まである。

昔関西の知人と店で「うどん」を食ってる時に言われた事がある。「東京の人間は、よくこんなもん食えるなぁ…汁はマズイし、こんなの人が食うもんじゃない。」よけいなお世話だ。
一般庶民の店や職人、製造業まで、格式や伝統を全面に出して背伸びする。長年続けば何でも「伝統」になる。世の中に伝統にならないものなんて皆無だ。
有り難い伝統は「皇室」だけにして欲しいものだ。

そういえば、権威付けの大好きな日本人は、飲み屋の領収書でさえ「上様だ」ものな…
上様は将軍様だ。

アニメでもそう。声優を全面に出したウリのアニメは大体がつまらない。本編に自信が無いから、苦肉の策で声優に頼る。
昔のアニメの「ゼロテスター」では、かなりヤバい反則もあった。
権威付けの為、サンダーバードのデザイナーの「ジョン・デドワ」氏がデザイナーだとばかり、堂々と名前を出していた。今なら大問題になるだろうな(~_~;)
このアニメ、あの赤村社長が関わってたから、何でもアリだったのだろう。
今のご時世は、無理やり何とか話題性や権威を付けて、有り難い物にしようとする。

馬鹿馬鹿しいけど、俺も時代の波に乗り遅れないように何か考えてみよう。

伝説の悪のアニメ組織語り部
元祖・初代・ドン・キホーテ柳田
どうだろ?(~_~;)