奴隷商人

                                                                                                           2020/07/08





深夜に放送していた映画「それでも夜は明ける」(スティーブマックウィーン・監督)を見た。家族と幸せに暮らしていた男が、突然奴隷商人に拉致されて、悲惨な生活をしいられた実話だった。
タイトル通り最後は家族と再会できるのだが、救いようのない実話だった。

その主人公と「甘崎」の姿がダブってしまった…
肉体的な悲惨さは違うが、精神的な悲惨さは同じだろう…

地獄のミーティングで精神をボロボロにされ、アニメーターを引退したキッカケは、そのミーティングで缶コーヒーを目にぶつけられた網膜剥離…
社長兄弟から、家族の前でも怒鳴りまくられ、強引に宗教まで入れられる…
社長の住む敷地内の1Kのプレハブで飼われて、プライバシーも奪われ自由さえない。
強引に寺に連れて行かれて、護摩焚き修行…

彼にはプライドや人格も無い。会社の役員でありながら、社長命令で「年下」で後輩の辛抱に対して、「さん付け」で「敬語」で話している。
それを当然のように受け入れてる辛抱も変人だ。人間性を疑う。まっとうな人間なら、「止めてください!」と断固拒否するはずだ。
その辛抱、社長が毎年「お歳暮」を送っているのに、お礼の言葉ひとつ無いそうだ。あの社長が「変人扱い」して、俺に言うぐらいだったから、どっちもどっちなんだろう。

よく理解できないのが甘崎で、無理難題を押し付けられ、全てにおいて社長のイエスマン。時には犯罪にも手を染める…(映画の主人公とはここだけは違う)
俺は辞める時に社長に言ってやった。「甘崎だって人間だ!、いつかしっぺ返しがくる。甘崎は俺に、いつか社長を殺してやると言っていた。」と。
その言葉に対して社長は「フン!」と鼻で笑っただけだった。自信満々のその態度に違和感を感じた。

この会社の人間関係はどうなっているんだろ???…
深い闇があるとしか思えない…
数々の事件を引き起こしたあの会社には、甘崎のような人間がどれだけいたことか…
巧みな「洗脳」と反社会的な行動は、オウム真理教のようだ。いや、オウム真理教の出現より古いから先輩にあたる。
まさにアソコの実体は、アニメを隠れ蓑にした「奴隷商人」として成り立っていた。
社長に反目する人間には、多くの手下を使って様々な嫌がらせ、そして「肉体言語」もいとわなかった。
そんな何人もの被害者と、犯罪者を生み出した会社には、目を光らせなければならない。
このホームページをよく読んでいる人と業界人なら、その恐ろしさは説明する必要はないだろう。

たまたま深夜の悲惨な映画を見て、甘崎を思い出してしまった。甘崎の場合、自ら奴隷扱いに甘んじてる節もある。自分の意志だから、可哀想だとは全く思わない。もはや笑ってしまうほど哀れだ。

先日角園から連絡があった。(前々回・悲しい実話参照)

角園「あのお金どうなりました?…」
俺  「あれか?…あれはな、俺が恩田さんの思いを尊重して、ちゃんと処分したよ。」
角園「尊重???…どういう事でしょう…」
俺   「それ以上聞かない方がいいよ。」
角園「わ、わかりました…」

コロナ禍の中、お家芸のデタラメな必要経費やスタッフを巻き込んだ架空請求で、国から金を騙し取ってないか、公安警察と豊島税務署の皆様、念入りなチェックを。決して「コロナ太り」をさせてはいけない。