新たなプライドレジェンド

                                                                                                           2021/12/07





今年は皇室を巻き込んだあまりにもお粗末な騒動が、国民を呆れさせ、幻滅させた一年だった。

最初に小室氏がたった一言、「頂いたお金と勘違いしてました。借入金でしたのなら私が働いてお返しします。」と言っていたら、律儀な青年として国民はどれだけ二人を祝福しただろうか?…
そのたった一言で済んだ話だった。例えそれが借金だったとしても、小室家はなんの恥ずべき事ではないのだ。
小室氏にそれをさせなかった眞子さんの責任は大きい。その対応のマズさに国民の間では、皇室の信頼が失墜する展開になってしまった。海外ではあの「メーガン」さんと同一化する報道もある。

皇室サイドの評論家などは「皇族に聖人君子を求めるのは如何なものか!」と、話を歪曲する輩もいる。
なにも国民は皇族に聖人君子などは求めてない。中学生でもわかる「恩義」と「道徳心」を持って欲しいという願いだけだった。
その庶民の道徳心というものすら、宮内庁と等の本人たちは理解してなかったのだから恐れ入る。
それに輪をかけたのが、宮内庁の後手後手の責任逃れの対応だった。そして最後はまるで国民が悪いというような「言論封殺」まがいの発表までした…

騒動の要因は、あくまでも「小室家の問題」と突き放して、最後は国民の中傷とすり替えた宮内庁の対応は最悪だった。そのやり口は、戦争責任を軍部と国民だけに押しつけた責任回避の論理となんら代わらない。

こんな宮内庁なら、今後大問題が起きても、全て国民が馬鹿だからで終わらせてしまいかねない。
国民はそこまで馬鹿じゃない。今の時代にそぐわない宮内庁の上から目線の「大本営発表」なんて誰も信じない。
あの二人も同じ。自分達で騒動を大きくしておきながら、「正義は我々にあり」とばかりに、最後は全てを国民のせいにして日本を去って行った。
それに同調する宮内庁も酷すぎる。以前に皇室改革を訴えて、秋篠宮様が発っした言葉を思い出す…「宮内庁は聞く耳をもたない。」それが宮内庁の正体だろう。皇室を護るどころか、国民を敵にして皇室を窮地に追い込む結果になった…

そしていつの間にか、論点が「結婚の自由」にまですり替わってしまった。結婚は自由だし、そもそもそんな大それた話じゃない。国民はミミッチイ言い訳の攻撃は止めて「道徳心」だけを願っただけだ。まるでイソップ物語の肉を喰わえた犬のような結果だった…

今までこれほどまで宮内庁が、国民感情とかけ離れた言動で庶民を呆れさせて軽蔑された事があっただろうか?…みんな表向きには奇麗事を言うが、腹の中では軽蔑してる。そんな庶民の本音を宮内庁は知るべきだ。
そんな事さえわからないなら、あの男の迷言と同じ。「話しても無駄だな!」となる。(~_~;)

この皇室の騒動も考えようによっては、ラッキーだったのかもしれない。代々続く皇室の歴史の中で、この騒動をリアルタイムで経験できたのだから、みんな「歴史の証言者」なのだ。時代が代わってもなかなかこんな経験はできない。そう考えよう。

このホームページの話のひとつ「プライドレジェンド」を思い出す。頭でっかちで、プライドが高すぎて何もできなかったアニメーターの話だ。屁理屈だけで人の意見も聞けず、業界を去った男の話だ。
新たなプライドレジェンドさん、「ごきげんよう。」結果は最悪だったけど、あなた方の強固に貫き通す愛だけは賛辞を送ります。