悪魔の正体

                                                                                                           2026/05/23





アニメ界を揺るがした「集団監禁リンチ事件」と「女子高生・籠の鳥事件」の恐ろしい関連性を細かく検証しよう。
アニメ界の裏歴史に君臨する赤村プロの犯罪。
多くの死者を出した京都アニメの惨劇には及ばないが、犠牲者の数だけならば、赤村プロの右に出るアニメ会社は存在しない。
赤村社長には本人しか見えない悪魔がいる。アニメ業界では、赤村プロ問題をイカレタ兄弟の、単純な問題と言う向きもあるが、それだけだとは言い切れないのだ。

数々の赤村プロ事件は、調べれば調べるほど、摩訶不思議な奇妙な偶然が発生する。
まるで映画「八つ墓村」のように、最後には当人達も知り得ない、遠い過去の因縁に辿り着く。

その始まりは、赤村社長の子供時代から始まる。赤村社長にしか見えない得体の知れない現象は、子供時代の母親の死によって、始まったようだ。
本人が言うには、下校時の山道で、目の前に数メートルある巨大な真っ黒な蝶が現れたと言う。帰宅すると母親が死んでいた。
中学を卒業後上京して虫プロに入ってからも、時々不可解な言動で周りを呆気にさせた。そんな証言がある。

社長独特の悪魔論が始まったのは、赤村プロのビルが建って引っ越してからだ。
赤村プロの社長が住む現在の土地は、過去に日本中を震撼させた「女子高生・籠の鳥事件」の犯人が住んでいた跡地である。「監禁」このワードが話の流れの重要なポイントになる。過去の事件の犯人と、赤村プロは奇妙な因果関係がかなりあるのだ。おそらく赤村兄弟も知らない事実が浮かび上がってくる。

いろいろ詳しく調べてみると、「赤村プロの集団リンチ事件」と、「女子高生・籠の鳥事件」の犯人と赤村社長との間には、偶然だけでは語れない摩訶不思議な類似性が数多くある。

●籠の鳥事件の犯人の母親は若くして死亡している。そして不遇な子供時代を過ごしている。(赤村社長と同じ)
●その犯人には弟がいる。(赤村社長と同じ)
●犯人の「父親」は再婚している。(赤村社長と同じ)
●犯人には、腹違いの兄弟がいる。(赤村社長と同じ)
●犯人の父親は犯人を残して他に移住している。(赤村兄弟もそれに近かったらしい)
●犯人は離婚歴がある。(赤村社長と同じ)
●犯人には別れた娘が存在する。(赤村社長と同じ)
●犯人は前科があり、出所後は別名を名乗って生活していた。(赤村社長も出所後にペンネームで活動)
●犯人は支配力が強い。(赤村社長と同じ)
●そして社長はその犯人と同じように、日本中を震撼させた監禁事件を引き起こしていく。(新聞報道もされた)
●そして赤村社長はこの犯人と同様、通報によって同じ「目白警察署」に緊急逮捕された。

これらの事実は赤村社長と全く同じなのだ。
まるで過去の犯人に導かれるように、赤村社長は同じような犯罪を犯していく。いやそれ以上の犯罪を犯し続ける。人数の数だけなら、籠の鳥事件など及びもしない。

実は奇妙なのはこれだけじゃない。
事件後、赤村家には様々な不幸が襲いかかる。言うのもはばかるが、ごく一部の人間しか知らない事件もある。
●あの事件の後に、社長の娘が巻き込まれた同じような、陰惨で残酷な事件もあるのだ。

数々の悪行の報いなのか、赤村家の不幸は娘だけじゃない。
●社長は幻聴や幻覚に悩まされ、周りは防犯カメラだらけ。そして一時脳梗塞で倒れ、今では文字さえ書けない。
●また奥さんも病気で生死をさ迷い、日常生活もままならず、一切の家事が出来なく家に閉じこもっている。まさに「籠の鳥状態」なのだ。
●社長の経営する「オカマバー」は違法経営で摘発され店じまい。
●そして弟はうつ病で、精神不安定で時々性格が豹変して攻撃的になる。地元の飲食店では出入り禁止。
●また弟は会社の金を盗む癖がある。その点は犯人と同じ。犯人は窃盗の前科がある。

犯人と社長の間には、奇妙な接点はまだまだある。
●社長の通っていた「敬愛病院」は女子高生が拉致された現場だ。(社長は幻聴で通院)
●犯人は犯行前に江古田に住んでいた。(以前に社長も住んでいた)
●そして犯人の性癖はフツーじゃない。(社長と同じ)
●犯人は副業をしていた。(社長の副業は闇ゲイシャ)

オマケに犯人は「アイム・ロンリー・マン」という私小説を書いているが、まさに孤独な赤村社長とリンクする。よく類は類を呼ぶと言うが、これほどまで生い立ちから類似する奇妙な関係は稀だ。

不可解な被害は赤村家だけじゃない。赤村社長の子飼いの甘崎も巻き込まれている。
甘崎は事件の数年後に入社した男で、赤村プロの事件は何も知らなかった。
●現在赤村プロの敷地内で暮らす甘崎家では、奥さんが何かに怯えるようになり、同じ敷地内にあった居酒屋に嫌がらせをするようになってしまう。木刀を持って攻撃的な行動を繰り返し、居酒屋の女将さんから苦情の連続だった。

また甘崎は犯人と同じ行動もしている。犯人は当時の大家さんに、風呂を作ってくれと要求して断られているのだが、
●甘崎も現在の大家の社長に、同じことを言って断られている。関連はまだある。
●甘崎は犯人と同じ出身地なのだ。

これほどまで話がリンクしてくると、考えれば考えるほど、どうでもいい事まで関連させてしまう。
昔、赤村プロに「九十九里浜」出身の「伊東」という男が居た。しかし俺は出身地が「九十九里浜」というのが気になった。
その理由は、籠の鳥事件の犯人の名前は「九十九」(つくも)。
角園九十九(すみぞの・つくも)という変わった名前なのだ。
伊東とは「九十九」同士のリンクだ。そのうえ犯人の九十九は、拉致した女子高生の飼育に成功した後、
●「伊東」温泉に二人で行っている。九十九と伊東でダブルでリンクする。
この伊東と被害にあった居酒屋の女将さんも、同じ「九十九里浜」だったのも偶然すぎる。
●そして、犯人の「九十九」と赤村社長の「一夫」という名前の数字を足せば「百物語」になる。
赤村社長の代から百人以上の被害者が出たわけだから、そう考えてしまう。漫画みたいな話だが、これは全て事実なのだ。

全てが偶然だとしても、ここまで生い立ちや、周りまで巻き込んだ後の出来事まで、関連してくると、変だと思わない方がおかしい。
もっとうがった見方をすると、これだけ二つの事件が類似してるということは、その前の過去も気になる。もし赤村社長が籠の鳥事件の犯人に導かれたのだとしたら、その犯人も何かに導かれたと考えてもおかしくはない。

そう思うと、その過去が気になりはじめた。俺がまだ赤村プロに在籍していた頃、赤村社長に探りを入れてみたことがある。
俺    「宮尾さんという人を知ってますか?」
社長「いや、知らないなぁ…」しばらく考えていたが、「やっぱりそんな名前の人は、俺の知り合いには一人も居ないよ。ところで、それ誰?」
ヤバイ、社長は何も知らない。社長が知ってるのを前提に、上手くごまかす会話を用意してたが、予定が狂った。
俺    「いや、この土地の前の所有者の人なんですけど…」少し焦った。
社長「何でそっちがそんなこと知ってんの?」と、怪訝な表情。
マズイ! この男、相手の言葉ひとつ、表情ひとつで性格が豹変する。
俺    「いや、この前そこの居酒屋で酒飲んでたら、地元の年輩のお客さんが居て、不思議がってたんですよ。」
社長「んっ、不思議がってた? 何を??…」
俺    「この場所は駅から1、2分の一等地なのに、宮尾さんは何で格安でここを売りに出したのかなって、話してたんですよ。だから社長の目の付け所は凄いと思って…」

とっさに出た言い訳で難を逃れた。買った本人が元の所有者を知らないとは以外だった。
社長「ああそう、実はここは女房のお父さんが買ったから、俺は何も知らないんだよ。」そういった事情で、社長からそれ以上の話は聞けなかった。

だが、この日の会話の中から驚くような話が飛び出した。
それは俺が一度赤村プロを離れている間に起こった事件だった。社長と離れて暮らす前妻との間に生まれた娘が、同じような事件に合い、その後遺症で苦しんでると言う。娘には罪が無く可哀想なので詳細は省くが、時々社長が慌ててどこかに出て行く理由がこの時にわかった。結局犯人はわかってない。
このタイミングで突拍子もない話に、肌寒い震えが襲ってきた。こんな奇妙な事があるのだろうか…

こうなったら、ますます前の地権者の宮尾さんなる人物が気になった。
もし、宮尾さんなる人物が、何か事件に巻き込まれていたら、そして籠の鳥事件の犯人と赤村社長との三人の間に、奇妙な関連があったとしたら、それこそ恐ろしい。それだと事件の連鎖は、生身の人間が起こしたものじゃなくなってしまう。
その可能性も大なので、これ以上調べるのは止めた。

確かな事は、籠の鳥事件から始まる「監禁」の連鎖は、目的のためならば犯罪もいとわない人間が、角園九十九という男の人生とピッタリ一致してしまった。その欲望が同一化して、巨大化してしまったような気がする。
数々の悪行の報いなのか、今や社長はキリスト教に救いを求めてる。一時期「女房が明け方にマリア様を見た」と大騒ぎしていたが、実際見たのはボンヤリとした影だけだったらしい。それでも行きつけの教会の神父に「それはマリア様に間違いありません!」と、そそのかされて大騒ぎ。
社長の信頼する、このアルゼンチン出身の神父は怪しい。
この「神父の助言」で、俺は社長から悪魔にされかけた事がある。

今でも甘崎は社長から、強制的に護摩たきや悪魔払いをやらされてるのだろうか? 金のためなら、社長のイエスマンとして犯罪まで犯す男だ。それも仕事のうちだと割り切っている。その指示は証拠が残らないように、未だ社長は携帯を持ってない。

赤村プロの闇はもっと深い。全ては解明できないが、この会社にまとわり付く怨念だけは本物だ。それだけは自信を持って言える。